会社 一般社団法人 Islands care
所在地
本社:東京都小笠原村父島字北袋沢
母島営業所:東京都小笠原村母島字静沢
わんとね3F
代表者 代表理事 川口 大朗
設立 2015年3月19日
事業内容 1.自然環境調査
2.環境学習
3.地域振興
Vision
小笠原の素晴らしい自然環境と文化を次世代に引き継ぎ、子ども達が誇りを持って外の世界に羽ばたける島へ。
Mission
自然環境保全、環境学習、地域振興の分野で滞っていることに気を配り、手助けすることで、島がより良くなるような提案を行う。
・自然環境保全
失われつつある小笠原の自然環境を保全するため、海や山などの自然に精通した現地在住の専門スタッフが調査を行う。また、小笠原の自然環境保全につながる研究に対して協力を行う。
・環境学習
小笠原の自然や文化を後世に引き継ぐため、地元の子ども達や島外からの来島者に対して、固有の生物や生態系、小笠原の文化であるカノー(アウトリガーカヌー)の普及啓発や情報発信を行う。
・地域振興
小笠原の入植直後からあるカノー文化(アウトリガーカヌー文化)の復興活動を通して、地域の活性化を図る。
皆様の協力により、オガサワラカワラヒワの保全が進み絶滅は回避できていますが、未だに安心できる状況ではありません。
そのため、2024年10月から2025年1月にかけて、再度ワークショップを開催し、4年前の保全計画の更新をすることに着手しています。
ワークショップが終わりましたら、みなさまにも新しい保全計画などについてご報告させていただきます。
オガサワラカワラヒワの絶滅回避のため、みなさまの応援をよろ
しくお願いいたします。
まずは5月に繁殖状況調査を実施し、今年巣立った幼鳥や営巣中の巣を確認しました。個体数は回復しておらず、未だ非常に低密度のまま推移していますが、全ての繁殖地で巣立ちが確認され、少しだけほっとしました。
今シーズンの調査は始まったばかりですが、引き続き調査状況をお知らせしていければと考えています。(2023.6.9)
写真:右 オス成鳥 左 幼鳥(今年巣立った幼鳥)
昨年、自然保護助成基金からご支援をいただき実施した調査の結果が公表されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/pronatura/list/-char/ja
オガヒワの危機をお伝えしたところ、いち早く緊急助成をしていただきました。
追加の調査等で必要となった無人島への渡航費や一部機材の購入などは、全国の皆さまからのクラウドファンディングで対応させていただきました。現在も継続している調査は、多くの団体やみなさまのご支援やご協力で実施できています。本当にありがとうございます。(2022.10.20)
全国の皆さま、多くの団体からご支援をいただき、昨年度からオガサワラカワラヒワのモニタリング調査を実施しております。その調査成果について、9月に開催された国の保護増殖事業検討会にて報告をさせていただきました。
https://kanto.env.go.jp/content/000079800.pdf
https://kanto.env.go.jp/content/000079801.pdf
この調査により、絶滅の危機にあるオガサワラカワラヒワの個体数の変化がモニタリングできたとともに、生態に関する新たな知見を得ることができました。様々な保全活動が開始されていますが、オガサワラカワラヒワ生息状況は残念ながら回復には向かっておりません。しかし、皆さまからのご支援により、保全活動が大きく前進しております。私たちも諦めずに、保全活動を継続していきます!
また、皆さまからの支援により、島内外の行政関係機関、動物園、研究者、NGO、NPO、小笠原の島民の方々と互いに協力、連携して不足している調査を強化することができました。今後も多くの方々と協力して、オガサワラカワラヒワの保全活動を実施していきますので、応援をよろしくお願いいたします。(2022.10.12)